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ニート「仕事をしないと後ろめたい」が80%

2007年07月12日

 働ける状態なのに、働かない若者-俗に言う「ニート」。
仕事に対してどういった行動をしているのか、という調査が厚生労働省の調査で分かった。さて、ニートの働き方とは??

◎<8割近くが何らかの職業経験>を持っている 

 しかし、熟練を要しない仕事の経験者が多い。
これまでに「連続一か月以上就労した経験」のある者は79.0%。その就労経験回数は平均2.6回である。経験した職種は「サービス職」「生産労務職」「営業販売職」が多く、その雇用形態は「アルバイト」であることが多い(のべ雇用経験の64.4%)。全体としては熟練を要しないアルバイト就労が目立つ。なお一週間未満の就労経験は、全体の44.1%に見られた。
 半数以上が経験していたのは、「ハローワークに行った」75.8%、「面接を受けるために会社に電話した」68.2%、「就職の面接を受けた」64.8%、「学校でいじめられた」55.0%、「自分から会社を辞めた」55.0%。

◎ <対面コミュニケーションの苦手意識>
 一般的に就労に必要と思われる基礎的スキル6項目について苦手意識があるかを尋ねた。「人に話すのが不得意」が64.4%と突出しており、対面コミュニケーションの苦手意識が目立つ。

26項目を挙げて就労に必要な生活行動の苦手意識を尋ねると、「面接に通る」(75.1%)、「面接で質問に答える」(64.8%)、「職場で友達をつくる」(64.6%)、「上司から信頼される」(64.1%)といった項目の苦手意識が目立つ。

 一般的な対人関係を含め、コミュニケーションの苦手意識は今回調査されたニートにかなり広く共通する特性である。コミュニケーションの苦手意識が不登校、いじめ、ひきこもり、職場の人間関係のトラブルといったネガティブな体験につながり、苦手意識がさらに増幅されて就労が困難な状況に追い込まれたケースが多いと思われる。
 また、「仕事を覚える」(57.2%)、「仕事で失敗を繰り返さない」(59.8%)、「教えてもらわなくても周囲のやり方を見て覚える」(60.2%)等仕事に関して苦手意識を持つ者も多い。


◎ <ニート状態にあることに精神的な負担>
 一般的な生活意識、生活価値観を尋ねたところ。肯定的反応が80%を超える項目は、「仕事をしていないとうしろめたい」82.8%、「社会や人から感謝される仕事がしたい」82.5%、「仕事をしていくうえで人間関係に不安を感じる」80.9%、「どこでも通用する専門技能を身につけたい」80.4%であった。80%前後がニート状態であることを「うしろめたい」「世間体が悪い」と感じており、ニート状態にあることが精神的な負担になっていることがうかがえる。

  一言で、ニートといってもその実態は、意外にも後ろめたさを感じており、専門技能を身につけたいという人が多いということが分かった。若年層は、得がたい労働力。企業も、上手な活用をこころがけることが、必要な時代だ。

参考:ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(概要)


■Presented by Study.jp 学びタイムズ 070712

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