Google ストリートビュー約7割がプライバシーの侵害に不安抱く

ストリートビューを知っている人は全体の70.2%

 8月5日から日本でサービス開始となった「Googleマップ」の「ストリートビュー」機能。現在、東京、大阪など国内の主要12都市の地上から見た道路の風景が画像で表示され、話題を集めているが、実際にはどの程度認知・利用が進んでいるのだろうか。ブロガー向け情報サイトブロッチなどネットマーケティングを展開するアイシェア(代表:久保邦雄)では、ストリートビューに関するリサーチ結果を発表した。調査は20代から40代を中心とするネットユーザー男女に聞いたもので、調査期間はサービス開始から2週間が経過した8月19日~21日。有効回答数は376だった。
  それによるとストリートビューを知っているか聞いたところ、全体の70.2%が「知っている」と回答。認知者を性別、世代別に見ると、男性で73.2%、女性で66.0%、20代で66.7%、30代で72.1%、40代で74.5%と、女性より男性、また世代が高いほど認知度が高かった。

 認知者に利用経験を聞くと、全体の65.9%が「利用した」と回答。認知した人の3人に2人が、さっそく試したことになる。性別、世代別では、「利用した」と答えた男性は72.0%、女性では56.3%、また20代では61.9%、30代では68.9%、40代では63.0%で、男性と30代が率先して利用している様子。また40代では「知っている」比率が高い割に、利用にはやや慎重な様子が伺えた。
 現在は大都市圏に限られたサービスだが、今後、全国で見られるようになった場合に懸念されることを複数回答形式で聞いたところ、67.6%が「プライバシー侵害の不安」を挙げた。次いで「犯罪に使われないか不安」が58.0%、「もし見せたくないものが映ったら削除申請できるか不安」が43.6%、「そもそも勝手に家が晒されることに遺憾」が37.0%だった。

 いずれの項目も男性より女性のほうが不安と感じている比率が高く、中でも「プライバシー侵害の不安」と答えた女性は73.7%にのぼり、男性の63.2%を10ポイント以上上回った。世代別では年代が低いほど不安を感じている比率が高く、「プライバシー侵害の不安」は20代が77.8%だったのに対し、30代は67.2%、40代は63.3%と顕著な差が見られた。
  ストリートビューの便利な使い方、おもしろい使い方について、自由回答形式で聞いたところ、旅先や未知の訪問先の「下見」や「道案内」を想定している意見や、ホテル、商店などの外観や集合場所の景観を確かめる手段を想定した使い途が多かった。また、「いながらにその場所を訪れた気分になる」といった娯楽的な利用法も目についた。便利さの裏に不安を併せ持つサービスの出現で、今後とも目が離せない。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2008年8月28日 21:54に書いたブログ記事です。

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