「認められたい」を活かした仕事へのモチベーション-新刊案内

“承認欲求”とは?人々を動機づけるその心理と具体例を解く

 「認められたい」をどう活かすか? 人が誰でもが持つ「承認欲求」願望。鋭くそのテーマに迫るのがこの新刊だ。著者である同志社大学制作学部太田 肇教授は、「『認める』ことが働きがいを生む」や「日本型成果主義の限界とその克服」などの研究論文を多数執筆、組織論が専門だ。近刊の「承認欲求」につき以下のようなメッセージを述べる。
 「偉くなりたい」……中国人 34% 、韓国人 23% 、アメリカ人 22% 、日本人 8% 。これは高校生を対象にした意識調査の結果ですが、どの調査をみても「偉くなりたい」「認められたい」という日本人は少ないようです。ところが、彼らにインタビューをすると、「ほんとうは注目されたかった」「認めてほしかった」という本音が聞こえてきます。日本人が「認められたい」と思っていても口に出さない(出せない)のは、逆にそれだけみんなが認められることを強く望んでいるからです。そして、「出る杭を打つ」社会は、工夫しだいでは逆に認められやすい社会でもあるのです。

 前著『お金より名誉のモチベーション論』では、“認められたい”という「承認欲求」によっていかに日本人が突き動かされているのか、その実態を明らかにしました。これに対して、「会社でふだん思っていたことが整理されておりスッキリした」「日本人の屈折した心理がよく理解できた」「成果主義がなぜうまく機能しないのかよくわかった」など予想以上に大きな反響がありました。

 本書では、その承認欲求を経営の現場でどのように活かし、人々を動機づけていけばよいのか、その具体的な方法を解説します。お金をかけずにモチベーションを高める奥義と言ってもよいでしょう。さらに、社員として、ビジネスマンとして、認められ確実にキャリアップを図るにどうすればよいかについても手がかりを示します。 そのヒントは保守的・閉鎖的な日本社会のなかでも、とりわけそれが顕著だといわれる「農村」と「京都」に隠されています。興味深いことに、両者とも保守的・閉鎖的でありながら、同時に新しい血を入れ、個性を際だたせる文化や仕組みを備えています。出る杭は打たれるが、出すぎた杭はむしろ引き抜かれる。保守的な社会だから逆に異端が出やすい。その背後にはどんなロジックがあるのか? 個性を発揮して認められ、キャリアアップするためのポイントは?

 認める立場の人。認められる立場の人。そして、日本の組織や社会の奥深さに興味をもつ人。それぞれの立場から読んでいただければ幸いです」
人間心理と組織についての一冊だ。

 「承認欲求」
太田 肇/同志社大学制作学部教授
発行:  2007/10月15日
価格:¥ 1,575  (税込)
発行:東洋経済新報社

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このブログ記事について

このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2007年10月25日 18:45に書いたブログ記事です。

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