国民の約36%が「生活の向上感」に“不満足”と回答

  内閣府は、「国民生活に関する世論調査」を実施、発表した。それによると、去年の今頃と比べて、生活が向上していると思うか?という質問では「同じようだ」と回答した割合は70.3%で「低下している」と答えた割合は、24.5%だった。

 生活の向上を前回の調査結果と比較してみると「向上している」という割合が低下し、「低下している」と答えた割合が上がっている。全体として、「現在の生活にどの程度満足しているか?」の設問では、「満足」が62.7%、「不満」が36.0%となった。これは、前回の調査結果と比べて「満足」の割合が低下し、「不満」の割合が上昇した結果になっている。

 所得・収入に対しての満足度を都市規模別で見ると、「満足」は大都市で高く、「不満」は中・小都市で高くなっている。また、性・年齢別に見て「満足」は女性の20歳代、70歳以上、「不満」は男性の30歳代から60歳代で高くなっているという結果に。そして、全体的に、生活の向上・所得収入に関して男女別では、「不満」と答えているのは女性に比べて男声の方が高いことが分かった。

 ついで、「充実感を感じるのはどういう時か?」という設問では、家族団らんやゆったりと休養といった時に充実感を感じ、仕事に打ち込んでいる時に充実感を感じると答えた人が、以前より減少している。「十分充実感を感じている」、「まあ充実感を感じている」、「あまり充実感を感じていない」、「どちらともいえない」と答えた人(5,707人)に、日頃の生活の中で充実感を感じるのは、主にどのような時か聞いたところ、「家族団らんの時」を挙げた人の割合が47.9%と最も高く、以下、「ゆったりと休養している時」(41.9%)、「友人や知人と会合、雑談している時」(41.5%)、「趣味やスポーツに熱中している時」(41.3%)などの順となっている。(複数回答・上位4項目)
 前回の調査結果と比較してみると、「仕事にうちこんでいる時」(34.0%→30.9%)、「社会奉仕や社会活動をしている時」(9.4%→7.9%)を挙げた人の割合が低下している。性別に見ると「家族団らんの時」、「ゆったりと休養している時」、「友人や知人と会合、雑談している時」を挙げた人の割合は女性で、「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた人の割合は男性でそれぞれ高くなっている。

 性・年齢別に見ると「家族団らんの時」を挙げた人の割合は男性の30ー40歳代、女性の30ー40歳代で、「ゆったりと休養している時」を挙げた人の割合は女性の20ー50歳代で、「友人や知人と会合、雑談している時」を挙げた人の割合は男性の20歳代、女性の20ー30歳代で「趣味やスポーツに熱中している時」を挙げた人の割合は男性の20ー60歳代、女性の20歳代でそれぞれ高くなっている。

 近年の「格差」問題とも多いに関連する内容であろう。生きがいのある社会の創造を、新しい政治体制に、期待したいところだ。 (参考:国民生活に関する世論調査)

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2007年9月28日 12:04に書いたブログ記事です。

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