「ロケットガール養成講座!」に「理科してみよう!」など

女性の理系進路を支援=女子は理系が弱い?から??

文部科学省は6月1日、2007(平成19)年度の「女子中高生の理系進路選択支援事業」として、大学など9機関を指定した。 これは、研究分野への女性進出を促進するため、2006(平成18)年度から実施しているもの。

 文科省がこうした事業に乗り出した背景には、女性研究者があまりに少ないということがある。
 総務省の統計によれば、女性研究者は2006年3月現在で10万2,900人(前年比4,200人増)と初めて10万人を超えたが、全体に占める女性の割合は11.9%(同増減なし)であり、欧米では20%を超える国々が多い中、日本はまだまだ最低レベル。

   たとえば、指定教育機関は次のような内容だ。(一部概要)
<北海道大学>
◎理科してみよう!”Be Ambitious 女子中学生”
◎女子中学生にとって身近なロールモデルとなりうる女子学生・大学院生による研究紹介・実験の実 演・体験のブースが並ぶイベントを中学校カリキュラムの中で開催する。
<秋田大学>
◎ロケットガール養成講座
◎主に秋田県内の女子高校生が、能代宇宙イベントでロケット・缶サットの打上で活躍した国内数大学の女子大学生からの指導を受け、自分達の手でロケット・缶サットを製作、実際の打上を行う。
<東京大学>
◎海が好き!オーシャンサイエンスで活躍する女性
◎海洋科学者を志し、航海に出て観測研究をする女子大学院生たちと女性大学教員が海洋科学の   出張授業を行う。女性も海洋科学の様々な分野に進出できることを女子中高生に示す。
<名古屋大学男女共同参画室>
◎女性科学者のロールモデル提示と中学校・高等学校女子生徒の科学分野への進路選択支援 ◎女性科学者を紹介する女子中高生向けパンフレットの作成など
<岡山理科大学>
◎環境科学と生命科学を中心とした女子中学校・女子高等学校との連携 ◎主に女子中学校・女子高等学校と連携して、講演会、大学の女性教員・女子院生との交流会、河  川の水質調査、生命科学に関する実習・見学等。

なぜ、女子は理科や数学から離れてしまうのか?子どものころから成績が良くても、社会的に女子が理工系への進学を避ける傾向があるからだ。
文科省が行ったアンケート調査をなどから見えることは、父親は、将来、(中学2年の)男子が科学や技術に関わる仕事についたら喜ぶと思うと答えた割り合いが31.4%だったのに対して、女子は20.7%にとどまる。

  先生側は、女子が理科でよい成績を取れると期待しているのは、女子ではわずか6.5%だが、男子は18.5%。つまり、「女子は理工系に向いていない」と、最初からあきらめムード。 また、社会情勢を見ても、「理工系を出ても就職先がない」といったことがあると推察される。

 女性が出産や育児による中断期間の後も、研究が続けられるよう配慮をしたり、採用や昇進で女性を積極的に登用したりすることを求めるたり、「女子の興味・関心の喚起・向上」の取り組みを強化する提言など制度的にも、支援策は、ますます必須だ。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2007年6月28日 23:35に書いたブログ記事です。

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