テレビ会議システム応用で、教師ストレスの解消

関西大学が実証研究  教員のストレスの解消と予防へ

学校や教育機関での子どもの問題が多々起こっている現状。 そこで、教師が学校内にいながら、心の専門家のコンサルテーションが受けられる、という研究が進んでいる。 関西大学が、臨床心理学の寺島繁典教授を研究のプロジェクトリーダーとして、 「心理的問題援助のための包括情報ネットワークの構築と実践的援助の研究」で取り組んでいるものだ。具体的には、最新のテレビ電話システムを導入している。

 従来のテレビ会議システムでは、「画像と音声を送受信できたものの、視線があいにくく、画像がスムーズに動かない」などの課題があった。 そこで、導入したシステムは、(1)ISDN接続用インタフェースユニットを通じたシステム、(2)携帯電話を活用したモバイル通信機器によるシステム、の2つのネットワークを構築した。
 最新のストレス・モデルでは、人生で感じる重大な出来事(心理学では「ライフイベント」と呼ぶ)よりも、通常の生活の中で生じる嫌な出来事(日常イライラ)がストレッサーとして注目されている。したがって、「日常感じる気がかりなことを相談できる」、ということが防止や緩和に役立つ、とする。

 モバイル通信機器を活用する利点は、設備が不要で、プライバシーが保てる、移動が容易である、ということである。実際、教諭からのリピートアクセスが多くあって利便性が高い、という結果が出ている。 が反面、画像の不鮮明さ、電波障害が起こる、など課題も克服してゆかねばならない。

 コンサルテーションの役割は、教育現場でも必要性が高いが、企業のメンタルヘルスの取り組みの中でも、インターネットを利用したテレビ電話による健康診断が開始されており、ネットワーク時代に即応した相談体制の確立が急務といえる。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2007年6月27日 13:56に書いたブログ記事です。

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