組織単位での研究者の人材交流に合意

東京工業大とNEC 研究者のための交流セミナーを開催

 東京工業大学とNECはこのほど、研究者の人材交流強化の組織的な取り組みを開始することに合意し、双方の研究者のための産学交流セミナーを開催すると発表した。産業界の現役研究者による講演とディスカッションをシリーズで行い、産業界のニーズ紹介と将来の基盤技術についての意見交換を行う。

 海外を含む各界の表彰の受賞者など各分野のトップレベルの研究者を同社から同大へ講師として派遣する。IT・ネットワークからデバイス分野まで、幅広い領域を専門とする研究者が、世の中の技術動向や研究者としての体験談、ものづくりの素晴らしさ、これからの若手研究者への期待などを伝える。
 従来、産学連携活動として行われてきた企業との共同研究や企業研究者の非常勤講師としての受け入れ、企業による学生の実習指導などは、大学の教員と企業の研究員のつながりを延長した個々の人的交流が主だったが、近年、大学の知の活用や産学連携の強化が、日本の国際競争力向上に貢献するため、大学・企業間のより活発な人材交流が進んでいる。

今回の合意は、大学と産業界の間で、組織単位で人材交流を強化する取り組みとして、産学連携における新しい形の交流となることが期待される。若手研究者のグローバルレベルの研究への挑戦意欲を湧き立たせると共に、「ものづくり」への意識向上も目指す。
 なお、同大は今後、別の分野・業界によるシリーズの開催など、この試みの更なる展開を図っていく方針。一方、同社は、多くの大学との人材交流を促進し、自社の研究開発力の強化を図る。

 本セミナーは東京工業大学精密工学研究所の「P&Iフォーラム」の枠組みでスタート、半年を1シリーズとし、初回は2006年2月から6月までの半年間実施する予定。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2006年6月28日 23:51に書いたブログ記事です。

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