豊かな感性を育てる 教育を

 滋賀県では高校教育改革の推進のため特色ある高校づくりを実施、「知の世紀をリードする人材」「望ましい職業観・勤労観」「感性が豊かで生きる力」を育てる学校を支援している。このような環境の中、水口東高校では国語力向上のためのモデル校として豊かな感性と知性を養うべく読書時間を設けている。

滋賀県立水口東高等学校の取組み

 同校では平成15年より中高一貫教育をとり入れており、図書館では昼休みともなると多くの中学生や高校生が集まる。中学校では、週に1時間読書の時間を設けており、中学生達は、本の読み聞かせや自由読書、課題読書などを楽しんでいる。また、各自読書日記をつけており、中には1ヶ月で10冊、年間100冊以上読む生徒もおり、読書への関心の深さが伺える。同校では「今年は滋賀県の民話を題材にして紙芝居作りにも挑戦した。近隣の保育所紹介できれば」と抱負を語った。
 
 高等学校では、国語の教科の中に「言語」という学校設定科目を設け、中学校で養ったさらに伸ばし、表現能力や論理的思考能力を育成するための授業を展開。一昨年の7月には、講師を招き、「楽しい読書の世界」というテーマで講演を、昨年の6月には「いのち…生きる」というテーマで図書館にてブックトーク(テーマを決めて本の内容を紹介するもの)が開催された。生徒の中からは「自分達でもブックトークをしてみたい」という声があがり、各班6・7名でテーマを決め、本を持ち寄り、シナリオを作成した。生徒達は小説だけでなく、絵本や詩集なども盛り込み、意欲的なブックトークとなったようだ。中には紙人形を作ったり、読み聞かせを入れたりする班もあり、生徒達の感性の豊かさ、創造力のたくましさをみることができた。同校では「読書は、私達の心を豊かに育てる根っこになる。中高6年間を通じて、生徒の感性を育てる一助になりたい」と意欲的だ。

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ブックトークの様子(「教育しが」より)

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2006年6月28日 23:31に書いたブログ記事です。

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