大人が行動で見本 地域の子どもに道義教育

思いやりのある子供に 地域社会で教育を

世田谷区教育委員会

 世田谷区教育委員会は、「道義教育」の推進を行なう「検討委員会」を4月より設置、地域の大人が行動で示すことにより、子どもに倫理観や規範意識を身につけさせる。


 同推進案は、同教委が昨年2005年3月に「世田谷区教育ビジョン」として策定したもののうち「未来を担う子どもを育てる教育—豊かな人間性の育成」の一部にあたる。子どもたちの生活体験の希薄化や地域社会の教育力の低下など、子どもを取り巻く社会状況が変化する中、子どもの心のありようについて問題視されている。善悪の判断や規範意識、他人を思いやる心など、子どもたちに「人としてなすべきこと、してはいけないこと」を伝えるため、学校教育のみならず、地域社会全体で大人が見本をしっかり示し、教育活動を行なう目的だ。


 同検討委員会のメンバーは、元日銀総裁の三重野康氏(委員長)、トヨタ自動車副会長の張富士夫氏、学習院女子大学長の波多野敬雄氏ら含む10名から成る。各界の多忙人が集まるため、実際に会って会合するのは1、2度ほどを予定し、それ以外はメールなどでやりとりを行なって意見を聞き、具体策を決めていく。


 同教委は「委員会の設置は4月だが、実行は2年後位を予定。具体的に何をするのかは検討委員会の方を通してこれから決まっていく」と話している。

 「豊かな人間性の育成」の施策には他に「情操教育」の推進などもあり、研究校で歌を歌う活動の推進などを行なっている。また、都では「心の東京革命」といった似た趣旨の施策もあるが、今回のものは「『道義教育』そのものに、より重点を置いた」内容にしていきたいとしている。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2006年6月28日 22:55に書いたブログ記事です。

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