教員採用、60歳未満まで受験可能

より質の良い教員を幅広く確保するのが狙い

横浜市教育委員会

 横浜市教育委員会は、平成19年4月採用予定の公立学校教員の採用候補者選考試験から、受験対象年齢を60歳未満とし、年齢制限を実質的に撤廃すると発表した。「団塊の世代」教員の大量退職を前に、都市間の教員候補者確保の動きが激しさを増す中、同市教育委員会は「現在でも、小学校教員などは2倍以上の競争率があるが、団塊の世代のベテラン教員が抜けるのは痛手。その上で、より質の良い教員を幅広く確保するのが狙い」と話している。

 同市教育委員会によると、従来の教員採用試験では、一般選考の受験資格で、35歳未満などの制限を設けていた。また、近年の団塊世代の大量退職を見越して、採用人数を増やしてきた経緯もある。


 しかし、平成18年度には、数十人が同市の教員を辞めて他の都市の教員へ転職したほか、現職教員には筆記試験を免除している大阪府の教員になった者もいた。同市教育委員会は「もともと本市(横浜市)は、さまざまな地方出身の教員を抱えており、里帰りを制限することはできない」と話しているが、「東京都の教員採用などと競争関係になるのは必至で、年齢を問わず、より質の高い教員を確保する必要があった」と、今回の年齢制限撤廃の背景を説明している。

 また、同市教育委員会の採用試験には、新卒などが対象の一般選考と、教員や社会人経験者が対象の特別選考があり、従来は一般で35歳未満、教職員経験者で40歳未満、社会人経験者で45歳未満などと限定していたが、今回一律60歳未満に改めることにした。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2006年6月28日 23:11に書いたブログ記事です。

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