2005年7月アーカイブ

新指導要領初の小中全国テストの結果

文部科学省

 文科省は4月22日、昨年1〜2月に全国の小学5年−中学3年約45万人を対象とした教育課程実施状況調査の結果を公表した。

それによると、02年の前回と同じ問題で、正答率が全体的に上昇、大半の教科・学年で前回を上回る改善傾向を示したが、記述式などに低下した問題もあり今後の課題となっている。

 英語では、聴き取りで文の形式ではなく内容に応じた返答、依頼への応答が十分定着していない。読解では、書かれた情報を整理し、発話の意図をとらえる問題が弱い。作文ではまとまった内容の文章が書けず、全体に無解答率が高いなど。

【詳細】http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/04/05042302.htm


「小中学校学習状況調査」結果

愛媛県

 愛媛県内の公立中学校148校の2年生約13,300人を対象として実施した県教委の学習状況調査結果によると、中学校の英語の領域別通過率は「聞くこと」72.1%、「読むこと」67.7%、「書くこと」57.4%。

 特に、会話文が自然なものになるように対話の場面や流れを正しく読み取り、適切に応じる問題や文構造を理解し、与えられた単語や語句で正しく英文を書く問題などにおいて低かった。

【詳細】http://ehime-c.esnet.ed.jp/gimu/gakusyuu/gakutyou1.html


神奈川県横浜市

 横浜市では『確かな学力』を向上させるため、平成17 年度から各学校がさらに積極的に取り組んでいくための方策を発表した。
 『「語学教育・情報教育の強力な推進」』の方策は、以下のとおり。
国際都市横浜にふさわしい「語学教育ヨコハマ戦略」の策定(16 年度)
 ・小学校から一貫した語学教育(国語力・英語力)を目指した取り組みを開始。


青森県

 青森県教育委員会が平成16年度学習状況調査の結果を発表した。全体的に知識・理解力は良好だったが、思考力・表現力で課題が残った。 英語に関しては、通過率が高かったのは「聞くこと」と「読むこと」、低かったのは「書くこと」。

 与えられた日本語を英訳する場合や、指定された内容についてまとまった英文を書く「表現」などについても、課題が残った。

【詳細】http://www.pref.aomori.jp/education/siryou/index01.html


茨城県

 茨城県教委は1月31日、県内の小中学生約17万人を対象に、昨年4月に実施した「学力診断のためのテスト」の結果を公表した。
 英語は中学2・3年が対象で前年度の学習内容について問うもの。
 英語の平均正答率は中2で59.0、中3は63.8。対話などの英文を聞き取ったり,それにふさわしい受け答えをするための「聞く力」や「話す力」はおおむね定着しているが、「書くこと」が不得意であることから,英語が嫌いになってしまう傾向が見られる、としている。

【詳細】http://www.edu.pref.ibaraki.jp/board/
(「平成16年度 学力診断のためのテストについて」をクリック)


地方分権研究会

 小学5年生と中学2年生を対象に、岩手、宮城、和歌山、福岡の4県の小中学生約11万8000人を対象の、初の統一学力テストの結果が、4日公表された。

 中学校では、言語系の国語・英語はおおむね良好。

 「読解力」や「記述・論述式問題に対処する力」の不足が目立った。

【詳細】http://www.bunken.gsec.keio.ac.jp/


文部科学省

 文科省が5月25日にまとめた日本と海外の大学との交流協定締結状況の調査結果(2004年10月現在)によると、協定総数は11,292件。
 相手国は米国が1位(2,105件)で19%、中国(2,054件)で18%、韓国(1,149件)で10%という結果であった。
 交流の内容では、単位互換が3,331件で全体の約3割をしめる。調査は、日本人学生の派遣や外国人学生の受け入れ、国際シンポジウムの開催などで締結する協定書・覚書などが対象。

【詳細】http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/teiketsu/16/001.pdf(PDFファイル)

NTTdocomo/ CANVAS(NPO)

NTTdocomo主催、共催:CANVAS、
後援は財団法人 国際IT財団、在フランス日本国大使館、スタンフォード日本センター、 UNESCO DigiArts Programme。

 このフォトストーリーは、モバイルを用いた新しい表現様式やコミュニケーションを、子どもが開拓する国際的なプロジェクト。小学校4年生〜中学2年生を対象として、携帯電話のカメラ機能を用いて、写真と短い文章を組み合わせ、テーマに基づいたオリジナルストーリーを作成、作品の構成要素(写真、文章)を、日本とフランスで交換し、組み合わせて、お互いで新しいストーリーを作成するワークショップで、その作品は以下のHPにて公表中。


アッカ・ネットワークス

 アッカ・ネットワークスは、2005年4月9日から開始された杉並区立和田中学校と上智大学四谷キャンパス間でのビデオ会議アプリケーションを利用した遠隔授業におけるネットワークの提供および環境の構築を行う。

 和田中学校では、希望者に対し徹底した音声・音読による会話力と学力の向上を目指す特別プログラム(英語Aコース)を2005年4月9日から本格的にスタート。同プログラムは、学外の専門講師およびネイティブの講師による特別授業を組み込んだ、上智大学の池田真氏(上智大学文学部英文学科専任講師)の監修によるオリジナル教材を使用している。

 このプログラムは、両校の地理的問題や講師の移動時間などの課題解決を図るため、両校をネットワークで結んだ遠隔授業で実施。これにより、生徒は中学校の教室にいながら学外の講師による特別授業を十数人同時に受けることが可能になる。

 これに対し、和田中学校の藤原校長は「今回のこの英語Aコースに期待しています。プログラムの約半分を占める遠隔授業はネイティブスピーカーとのライブ・チャットも可能になりますので画期的なコースになるはずです」と大きな期待を寄せている。

 教育現場におけるネットワークの活用は、以前から期待が大きく、既に個人向けのインターネットを通じたe−ラーニング市場は大きく拡大している。


高校生は自己否定的?

(財)日本青少年研究所

 日本の高校生は自己否定的で「自分はだめな人間だと思うことがある」という者が73.%。また73%の日本の高校生が「授業中よく寝たり、ぼうっとしたりする」と答えた(中国は29%、 米国が49%)。

 学校以外の勉強時間が少なく、宿題をやる生徒も3カ国中最下位で、日本と米国では「ほとんど読書をしない」高校生が5割いる。

 調査は、財団法人日本青少年研究所(東京・新宿)が昨年9-12月に実施、3カ国35の高校で行い3649人が回答。

日本は11都道府県から各1校を選び計約1300人が回答。  

【詳細】http://www1.odn.ne.jp/youth-study/index.htm

文部科学省

 文科省は4月1日、平成17年度スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)を決定、公表した。

 34都道府県52校から応募があり、25都道府県31校が指定された。
 新規指定の埼玉県伊奈学園総合高等学校では、ネゴシエーション能力の育成−自分の主張を的確に伝え、相手の主張を理解し、交渉を通し、より望ましい結論を導き出す力を育てる−ことを研究開発課題にあげている。

【詳細】http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/04/05040502.htm

「小中学校学習状況調査」・「書くこと」が57.4%

愛媛県

 愛媛県内の公立中学校148校の2年生約13,300人を対象として実施した県教委の学習状況調査結果によると、中学校の英語の領域別通過率は「聞くこと」72.1%、「読むこと」67.7%、「書くこと」57.4%という結果に。

 特に、会話文が自然なものになるように対話の場面や流れを正しく読み取り、適切に応じる問題や文構造を理解し、与えられた単語や語句で正しく英文を書く問題などにおいて低かった。


合格率は日本で最高

秋田県

 秋田県教委が5月9日に発表した「高校教育課英語コミュニケーション推進班の平成16年度実績及び平成17年度の計画」によれば、県内中高生の平成16年度の英検合格率は、高校生は2年連続で1位。
 中学生は2位。
 平成16年度は、高校生は11,589人が準1級までを受験、合格率は全国平均を上回る44.6%。
 各級別でも2級、準2級で1位だった。中学生は2級までの級で合格率78.4%。英語コミュニケーション推進班は、高校59校と中学67校を訪問し実践的な会話に重点を置いた授業への改善を図ってきたという。

【問合せ】秋田県教委 TEL:018-860-5113(高校教育課へ)


さらに英語で表現する力が低下か?/学力調査結果

長野県

 長野県教委は、平成16年7月12日(月)〜7月22日(木)実施、各学年、各教科 、全県の児童生徒 数の6〜7%(各学年約1,400人)を対象とした学力実態調査結果の概要を発表した。英語に関しては、多くの調査項目で前回15 年度調査をやや下回っている。
 条件を指定して書く英作文では、3年生の無答率が34.4%。3年生で4文以上書いた生徒は,47.6%にとどまった。
 学年が上がっても,積極的に書いて伝えようとする意欲や、英語で表現する力が身に付いていない状況がうかがわれる。
 また、外国語科の授業時数(必修) が各学年140 時間から105 時間( 週3 時間) になった影響が大きく、時間割の工夫等に努めていくことが必要としている。

【詳細】
http://www.nagano-c.ed.jp/kenkyoi/toukei/gakuryoku/gaiyou16/gaiyou16.htm

「平成16年度学習状況調査結果」を発表

佐賀県

 佐賀県教委が、昨年7月に県内の小・中学校において、公立小学校6学年及び中学生(各教科約13%)を対象として実施した2回目の佐賀県学習状況調査結果を発表した。
 英語の通過率については中1で67.9%、中2で61.1%。
 リスニングは良好であるが、与えられたテーマや条件にあう英文を書くなどについては通過率が低い。

 外国人が話しかけてきたらどうするかという設問では、英語で受け答えをする生徒の方が逃げる生徒よりも通過率が16〜22ポイント高いことも分かった。


 理数系学会教育問題連絡会では、このほど「教育家庭その他わが国における教育を改善」すべく中央教育審議会および初等中等教育分科会へ改革のための提案書を出した。学力の低下が叫ばれる中、理数系科目への学習意欲の減退を懸念した同連絡会では、これを改善すべく9項目を挙げて提言した。

学力低下への改革を提案

理数系学会教育問題連絡会
 新しい教育課程が本年度から実施されるのにともない、完全学校集五日制の中で「ゆとり」ある「個に応じた」教育を行い、「確かな学力」の育成を目指すこととなる。
 しかし、昨年末に発表された経済協力開発機構(OECD)の「学習到達度調査」でも明らかになったように、学力の低下が進行しており、問題は深刻化している。そこで、理数系学会教育問題連絡会では、「学力の低下」というのは、「表現力の低下」「考えることの放棄」「学習意欲への喪失」という学習の根幹部分に関わるものと懸念し、今回の「教育改革」が「科目配当時間の削減」「学習内容の削減」などによって学力低下を加速するものとして改革を提案している。また、近年の「数学嫌い」「理科離れ」といったように、理数系の学力低下は他の学科よりも著しいため、次のような改革を明示した。

◆十分な授業時間の確保
 新しい教育課程においては、小・中学校での算数・数学と理科への配当時間数が大幅に削減され、先進諸外国と比べても明らかに少ない(図)。とりわけ科学的・論理的思考力を身に付けるべき中学校段階での悪影響が懸念されるため、少なくとも中学校の数学・理科は各学年で週4時間は取るべきである。十分な授業配当時間が確保されなければ、いかなる提案を行っても効果はないであろう。

◆教育課程は基本をふまえた系統的なものとする
 現在の学習指導要領には生徒の理解が難しいからという理由のみで基本概念の履修を先送りしている部分が多くある。たとえば、小学校の算数では、少数の乗法の扱いで桁数が制限されたため計算の意味理解が十分指導されず、数の扱いが完結しない。中学校の理科では「仕事」「イオン」「進化」といった現代科学においてきわめて基本的な概念が削除され、高等学校での学習に困難を生じている。また、「比の値」が小学校から削除されたため、分数の理論的な理解が中途半端になり、溶液の濃度の理解などを困難にしている。学問の基本を踏まえ、学習過程の系統性を十分に考慮し、このような不都合を解消するべきだ。

◆学習指導要領を現場で改善
 豊かな教育を実現するためには、学習指導要領を必要最小限のものとし、いかにより広く、より進んだ内容を学ぶかについては、それぞれの学校が自主的に決定できるようにするべきだ。新学習指導要領での算数・数学、理科の学習内容では不十分であり、改善が必要だ。

◆教科書の検定は必要最低限にとどめる
 教科書検定に際しては、必要な内容を含むことはチェックする必要があるが、教科書の内容を狭い範囲に限定しては、内容豊かで、魅力あるものとならない。

◆ゆとりある教員配置や教育環境の充実
 一学級30人を限度とする学級編成の徹底をするのみならず、ティームティーチング、習熟度別授業、発展・補充授業などさまざまの教育形態が工夫されつつあることはよいことだが、このような教育環境の実現のためにはゆとりある教員配置が望ましい。

◆十分な専門知識をもつ教員の育成
 授業をいきいきとしたものとするためには、小学校教育を担う教師が十分な自然科学の知識をもち、中学・高等学校教員が十分な教科専門知識をもたなければならない。しかしながら、前回の教育職員免許法の改定で「教科指導」の必要単位が半減したため、新任教師の専門教科の知識が不十分になっており、早急な改善が必要となる。

◆現職教員の資質向上
 教員の資質向上には現職教員の大学院での専修免許取得取得を推進し、さらに専門教科に関わる学位(博士)の取得を推奨することが有効であろう。 ◆地域・家庭教育とも連携
 学校教育において言語・知識・技能を身に付ける上でも、幼児期からの「あそび」のなかで十分な社会体験、自然体験、工作体験をもつことがその前提として本質的に重要である。しかし、このような「あそびの場」の減少により、このような体験が乏しいのが現状だ。地域・学校教育ではこの「あそび」の体験を補うという視点を採り入れる必要がある。

◆大学でも現教育課程への対応を
 大学のような高等教育機関においても、質の高い理工系専門教育のみならず、すべての学生が科学的要素を身に付けるための教育が求められている。大学でも入学試験が中学・高等学校教育の現場に及ぼす影響に留意するとともに、学生の変化に注意を払い、それに対応したカリキュラム編成をけんとうしなければならない。

◆コミュニケーション能力の低下に警鐘
 同連絡会世話人である浪川幸彦教授(名古屋大学大学院)は、「『PISA(OECD)』、『TIMSS2003(IEA)』調査結果に対するコメント」の中で、高等学校1年生に対するPISA、小・中学校生に対するTIM2003の学力調査結果はほぼ同じ傾向を見せており、従来トップレベルとされてきたわが国の学力に赤信号がともったと警鐘を鳴らしている。
 従来から同教授らが大学生を見て指摘していた「学力低下」のポイントは「言語コミュニケーション能力(とくに記述言語)の低下と学習意欲の減退」だが、その傾向が今や大学だけでなく、高等学校から、小・中学校にまで及んでいることが明らかになったと言う。また、「学力低下」の傾向はわが国だけでなく、世界的な傾向ではあるが、ただわが国のみがその傾向を助長するような政策をとってきたことに強い危機感をもっている。さらに、今必要なのは学力の状況をより正確につかみ、速やかに現行の教育政策を改革するべきだと語った。


image0503007-%EF%BD%93.jpg

算数・数学、理科に対する授業配当時間の国際比較
文部科学省「データからみる日本の教育」2004年版


-s

文部科学省

 「『英語が使える日本人』の育成のためのフォーラム2005」ならびに「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール(SELHi)フォーラム」が 3月25日・26日、東京ビッグサイト(江東区有明3)にて開催される。
 http://edusight.jp/form2.htmlから傍聴の申し込みを受付中。

【詳細】http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/17/02/05021002.htm


中学生、英語の課題は「書くこと」に

和歌山県

 和歌山県教委は1月11日、県内の国公立の小学4年生から中学3年生の全児童・生徒を対象とした2回目の学力診断テストの結果を発表した。
 英語に関しては、中学全学年とも「書くこと」の領域において課題が見られる。 また「コミュニケーション」への「関心・意欲・態度」、「表現の能力」、「言語や文化についての知識、理解」は低い状況にあるとしている。

【詳細】http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500800/gakuryoku/top.html

Imagine Cup 2005世界大会 真夏の横浜で開催!

マイクロソフト

 8月1日横浜において、学生向け技術コンテストImagine Cup 2005世界大会の入賞者、優勝者が決定された。 Imagine Cup 2005には、90カ国以上の国から焼く17000人の学生が参加し、44ヶ国より約220名の予選通過者が、横浜で行なわれたImagine Cup 2005世界大会に参加した。

 ソフトウェアデザイン部門では、ロシアの代表として参加したOmni Musicさんが優勝した。また、ビジュアルゲーミング高校部門では加藤新英さんが日本人として始めてImagine Cupで優勝した。

 日本からは、ソフトウェアデザイン部門、Officeデザイナ部門、ビュジュアルゲーミング高校部門に出場しました。ビュジュアルゲーミングは、高校および一般部門の2部門に別れ、オンライン大会を勝ち抜いてきた上位6名が世界大会に集まり、限られた時間内に自分の持つスキルを活用してプログラミングをしていく。

 ビジュアルゲーミング高校部門では、1位、3位に日本代表の高校生が入賞した。

ビジュアルゲーミング 高校部門
1位 加藤 新英さん(灘高等学校)
2位 Yoann Chaudet,Patrick Nolainさん(フランス代表)
3位 熊谷 一生さん(一関工業高等専門学校)

 Imagine Cupは、国際的なIT開発者および技術者の育成や、学生がITを活用した能力を発表できる機会として、全世界の学生を対象とした技術コンテストとして、2003年より開催している。第3回目となるImagine Cup2005は、開催地を横浜として、ソフトウェアデザイン部門、レンダリング部門、アルゴリズム部門、ビュジュアルゲーミング部門、IT部門、Web開発部門、テクノロジビジネスプラン部門の9部門、高校部門の3部門別、計12部門にて選抜が行われた。


-s

経団連が、これからの教育の方向性を示す

日本経済団体連合会

 日本経団連は1月18日、これからの教育の方向性に関する提言を発表した。
 基礎学力(特に理数系)や、国際コミュニケーション能力、IT時代に対応する能力・技能など新しい時代のリテラシーを充実、国際化時代を生きる日本人に必要となる素養を身につけるという意味で、これらの課題に、初等中等教育から重点的に取り組んでいくべきであるとしている。


感動を百人一首で 若者言葉で詠む名作がズラリ!

東洋大学

 東洋大学では、現代学生のものの見方、生活感覚を表現する「現代学生百人一首」を募集し、このほど入選作が発表された。このイベントは今回で18回目となり、毎回大きな反響を呼び、今回も現代感覚にあふれた若者の言葉がつまった作品6万3330首の応募となった。

 同イベントに寄せられた若者達の選ぶ歌の題材はさまざまだ。日常生活の身近な出来事や社会の動きを敏感に捉え、自分なりに咀嚼して詠んでいる。それだけに今回の作品には若い世代のものの見方、心の内を垣間見ることができる。
 作品の傾向は、大きく分けて二つ。ひとつは友人への思い、家族への思いやり、受験勉強、授業、部活動、将来への期待と不安など自分自身の体験や心の内を詠んだもの。もうひとつは、社会の出来事や政治に対する想いを詠んだもの。イラク戦争への怒りや平和を願う気持ち、政治への批判、異常気象、地震災害など多方面に渡る。また、昨年開催されたアテネオリンピックの感動や、「冬のソナタ」に熱狂する母親を謡った作品も多く見られた。
 ひとつめに挙げた「自己の体験を通し学生生活などを詠った」ものが例年主流を占めるのだが、今年の傾向は後者の社会的問題を取り扱った作品が目を引いた。例年以上に若者が心を打つ社会問題が多かったのであろう。
 短歌を作る作業の過程には、「自己と向き合う」時間が生まれる。「自己表現」「自分探し」のひとつの方法として、短歌創作を採り入れる学校もあり、大学においても社会に出る前に「自分は何をやりたいのか」を見つめ直す自己分析は重要になっている。同大学では個々人が自己を表現することの大切さを「現代学生百人一首」という創作を通じて模索されていることを実感しているということだ。入選作のうち秀逸作品は以下の通り。

●秋桜とすすき仲良く風にゆれ双峰筑波は晴れて雲なし
●数Aの基本例題解きながら片恋成就の確立計算
●「がんばれ」と口では言わない母だけどトンカツ揚げる音で励ます
●大豪雨ここじゃなくてよかったと安堵したのをはずかしく思う
●こんなにもたくさんの人がいる中でたった一人を慕う不思議さ
●新札に替えてきたぞとハシャぐ父を冷静に見る樋口一葉
●ハルウララ最後の最後走りぬくそんな姿に力をもらう
●呆然とダイアモンドに立ち尽くす今日の敗因僕の落球
●プレッシャーは重く苦しくのしかかるそれに打ち勝つイチロー強し
●わからない自分の心が掴めない心の地図にナビはいらない
●「得まじかる女」だなんて古文には英語が潜む言葉の不思議
●「できる子やあんたはやればできる子や」言われ続けて十六年
●文化祭、泣かんっち決めたに泣くんかい んならオレも泣きたくなるやん


-s

若年層の就業促進を図る

バックスグループ

 営業支援アウトソーシングのバックスグループは、専修大学キャリアデザインセンターとオレンジカラーインターンシップ制度による提携契約を締結した。10月からインターンシッププログラムを提供する。

 この共同事業は、少子化・フリーター・ニート問題などに代表される日本の雇用問題に対する課題意識を共有し、両者の強みを生かしつつ、若年層の就業促進に積極的に取り組むために考えられた。

 受講する大学生は研修を受けた上で約2カ月間、営業・販売員として働く。学生の就業意欲を高めたい大学側と提携し、優秀なスタッフを確保する狙い。同プログラムはバックス社員が講師となり、ビジネスマナーや販売企画の立案、商品知識などを4日間で研修したあと、1カ月半〜2カ月は毎週土日に家電量販店などの売り場で営業員や販売員として働く。

 同グループは、「アルバイトでは味わうことのできない、ビジネス全般を経験できると同時に、この実体験を通じ、自分の適性や価値観に合った企業・職業を選択する能力を養い、あらゆる可能性を模索する一助となれば」と考えている。

-s

最高は、中学の正答率

財団法人「日本漢字能力検定協会」

 大学一年生の高校卒業程度の漢字テストへの平均正答率が4割程度であることが財団法人「日本漢字能力検定協会」が初めて実施した「2005年漢字能力調査」でこの24日、明らかになった。

 調査はこの4〜5月にかけて調査した。同協会の漢字能力検定(漢検)の過去問題を活用し、小学校卒業程度、中学校卒業程度、高校卒業程度の漢字習熟度を見る120題のテストを中学、高校、大学の新一年生と新卒の社会人の約8400人に実施した。

 平均正答率では、中学1年生が78・5%で第一位、高校1年生が59%、大学1年生が39・8%、新卒社会人が60・7%−と、学年が上がると正答率が下がる傾向が判明した

 特に大学1年生は、正答率は最低。

 問題では、四字熟語を完成させる問題が最低だった。

 「〇〇孤独」などの空欄に適切な漢字を埋めるのが四字熟語だが、14・5%と最も低く、誤字訂正問題では15%しか正答しなかった。

 対義語問題「詳細」- 「概略」「裕福」-「貧乏」や類義語問題(「無口」-「寡黙」も約17%と低かった。


-s

The SAT(Scholastic Aptitude Test) Reloaded!

米国

 1926年からの長い歴史を持つSAT(Scholastic Aptitude Test)テスト。毎年140万人以上の大学進学予定者が受験する大学センター試験のアメリカ版だ。
 高校3年生(12年生)はこのスコアと高校3年間の成績、エッセイなどを大学へ送り合否を待つ。 しかし"The SAT stands for nothing"という批判を受け続けて約10年あまり。
 この3月より"revised math、critical reading sections、a new writing portion"などを含めた新SATとして生まれ変わるという。

【詳細】http://www.collegeboard.com/student/testing/sat/about.html

求められるコミュニケーション力
大学は「出口強化」・求められるコミュニケーション力

文部科学省

 中央教育審議会は昨年12月20日、学生の履修成果を的確に把握した上で学位を授与するよう「出口強化」を求めるなどの「我が国の高等教育の将来像」の中間報告を提出した。
 また、21世紀は、新しい知識・情報・技術が政治・経済・文化をはじめ社会のあらゆる領域での活動の基盤として飛躍的に重要性を増す、いわゆる「知識基盤社会」(knowledge-based society)の時代であると言われている。知識には国境がなく、グローバル化が一層進むことなどが予想される。
 国内・国際社会ともに一層流動的で複雑化した先行き不透明な時代を迎える中、相互の信頼と共生を支える基盤として、他者の歴史・文化・宗教・風俗習慣等を理解・尊重し、他者と積極的にコミュニケーションをとることのできる力がより重要としている。

【詳細】「我が国の高等教育の将来像」(中間報告)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001.htm
◎上記の中間報告に関する意見募集の実施について
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2004/04121701.htm

1歳児からの音楽教育

河合楽器製作所

 河合楽器製作所は、カワイ音楽教室の幼児向けグループコースで、新たに満1歳児からを対象にしたコースを新設し、4月より全国展開。
 カワイ音楽教室では、2歳前後から3歳までを対象とした幼児向けグループコース「すくすくランド」を昭和62年から運営しており、音楽を愛する子どもたちを多く育成してきた実績がある。さらに、子どもの発育段階によりきめ細かく対応するため、このたびこの幼児向けグループコースを再編し、1歳児を対象とした「クーちゃんランド」と2歳児対象の「くるくるクラブ」として開設される。

●内容
クーちゃんランド−親子でふれあいリトミック 「感覚運動期」と呼ばれる1歳児にとって、五感を思い切り使いながら、さまざまな体験をすることがとても大切になるため、「クーちゃんランド」では、音に反応して体を動かしたり、ビートを感じてリズムに乗るなどの活動を通じて「感じる心」を育成し、言葉の習得や想像力のもとになる感性を養っていく。
※リトミック
リトミック(eurythmics)とは、リズムを伴った身体表現を重視し、それによって音楽を感じることから、表現する喜びを引き出そうとするもの。

【問合せ】053・457・1322
【詳細】http://www.kawai.co.jp/

-s

水都っ子わくわく英語プラン特区

岐阜県

 「水都っ子わくわく英語プラン特区」として昨年末認定された大垣市。 小学校段階から,英語によるコミュニケーション能力の基礎を身につけ,自分のことや大垣市のことを外国人に積極的に英語で話す児童の育成をめざす。
 また, 小学校で身につけた国際理解に関する知識や英語でのコミュニケーションに向かう態度を中 学校でさらに伸ばしていけるようにする。

【問い合わせ】
 大垣市教育委員会学校教育課 gakkoukyouikuka@city.ogaki.gifu.jp
 参考  http://www.21ppi.org/mintoku/data/tokurei/0800monbu.html 「みんなの特区」 21世紀政策研究所 


肥満の知識ありますか?高校入学時から肥満は始まっている!
「第4回マイクロダイエット グランプリ」に参加しませんか?
サニーヘルス

 「高校生入学から、高血圧、糖尿病、などの生活習慣病は始まっている」との、調査結果がでた。名古屋大学文理短期大学、松田秀人教授らが中心になり、愛知県下公立高校男女1年生を対象に、肥満の程度と高血圧の関連性を調査した。2000年の肥満生徒の割合は、男子11.05%、女子8.26%で、1986年の調査結果と比較すると、この15年間の間に、男子2.14%、女子0.65%の増加が認められる(日本肥満学会誌「肥満研究」2002年)。また、BMI30.0以上の高度肥満生徒の割合は、15年間で男子、女子ともに約2倍増加している。
 日本人の生活習慣病の基礎疾患である肥満は、高血圧、糖尿病、高脂血症などの病気の大きな原因であり、将来の生活習慣病を避けるためにも、中学・高校生時代から肥満に対する心構えと実践が求められる。
 2005年2月11日(土)、東京国際フォーラムにおいて、ダイエット栄養食品である「マイクロダイエット」(サニーヘルス㈱)によって、健康的な生活と身体を手に入れることに成功した人の日本一を競う「第4回マイクロダイエット グランプリ」コンテストが開催される。
 何キロやせたかを競うのではなく、努力のエピソードや、ダイエット達成でどれだけ人生が変わったかの感動が審査されるのが特徴で、そうした意味では、「生活習慣病からの脱却談コンテスト」ともいえる大会である。書類・面接審査、地区予選を勝ち抜いた27組30名(女性26人、男性4人)が登場。減量に成功した本人が、チャレンジの動機や目標を達成するまでのドラマを、5分間で自己紹介する。
 肥満(体脂肪が異常に蓄積した状態)は生活習慣と表裏一体の関係にある。カロリー過剰摂取、運動不足などが肥満を生み、肥満はやがて様々な生活習慣病となって健康を蝕む。コンテスト参加者は、それぞれのきっかけのもと、それまでの生活習慣を大幅に変えなければならないと決意し、改善に立ち向かい、目標を達成した人のドラマ、生きた教科書とも言える。一度、不健康な生活習慣にどっぷりつかった人が、その深い淵から這いずりあがった示唆に富む人生ドラマである。
 その生々しいドキュメントを、日本の将来を担う青少年を指導する立場にいる中学、高校の諸先生に肌で感じてもらい、生活習慣病予防を教育現場で指導すること、生徒や保護者に早い時期から意識を啓発することは、国民健康の増進という面から意義のあることである。中・高の先生方の観覧を呼びかけている。
 観覧申込みはフリーダイアル0120・554・494、またはhttp://www.mdgp.co.jpで。追ってサニーヘルス㈱から特別招待券が届けられる。




【会場】東京国際フォーラム ホールA(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)
【日時】2005年2月11日(金・祝日)開演14:00〜

NPO法人が私立小中一貫校設置へ「英語教育推進特区」

長野県

 松本市では、公立の小中学校に外国人英語指導講師を配置することなど、国際理解と英語教育の充実を図っている。
こうした取り組みに加え、NPO 法人が学校法人を設立し、構造改革特別区域研究開発校として教育課程を弾力的に運用する私立小中一貫校を設置する。新設校は、小学校で英語科を新設し、月曜から金曜の毎日、25分間の英語の授業を、フォニックス法をベースに行う。

 また、英語のみを用いてネイティブスピーカーの指導のもとで野外活動をする授業などを行い、生きた英語を学び英語によるコミュニケーション能力の育成に努め、国際社会に対応できる次代を担う人材の育成を図る。

【問い合わせ】
 松本市学校教育課 g-kyoiku@city.matsumoto.nagano.jp
 参考  http://www.21ppi.org/mintoku/data/tokurei/0800monbu.html 「みんなの特区」 21世紀政策研究所 

このアーカイブについて

このページには、2005年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2005年6月です。

次のアーカイブは2005年9月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。