日本初インターネット高等学校が開校~美川町で

日本初のインターネット高等学校が開校、新たなる教育のカタチが実現

石川県


 石川県石川郡美川町は設置認可を受けて、わが国では初の株式会社による広域通信制高等学校を9月30日に開校、インターネットを使った授業形態でさまざまな試みが始まる。

 美川町は、日本有数の港町として栄え、交易が盛んな町だ。また、姉妹都市英国ボストン市と青少年の相互交流や、外国語指導助手として教師を招くなど、教育に対して関心の高い町でもある。
 その美川町が平成16年3月に「美川サイバータウン教育特区」として認可され、アットマーク・ラーニングが運営するインターネットで授業を行う高等学校が開校。
 この構想は、将来的に光ケーブルを町内で有効活用し、町内の同スクールで学習指導を行う在宅勤務の教職員を採用するなどインターネットを通した遠隔教育業務に就ける雇用創出を見込んでいるだけでなく、夏季と冬季の集中スクーリングでは地域密着の活動を企画、推進によって町内の学校との連携を図り活性化を促すことが可能に。また、学校設置会社からの税収も見込まれることから新しい財政への取り組みができるというものだ。
 同校は「美川特区アットマーク国際高等学校」と命名され、最先端の「学び」を実現。信州大学工学部と共同で「インターネットを利用した新しい学習支援システム」の研究を開設し、産・大・高の連携を可能にした。インターネット活用の授業となるため登校は年間2日間、プライベートコーチが担任として一人ひとりの生徒を受け持つこととなる。
 講師陣は教壇に立ち、講義をネットで配信。講師も芥川賞作家や有名予備校講師をはじめ、ラジオの人気パーソナティとバラエティに富んだ顔ぶれで魅力ある授業を目指す。
 カリキュラムも「ICT(インフォメーション・コミュニケーション・テクノロジー)系」「芸能・マスコミ系」「クリエイティブ系」「ワールドカルチャー系」「心理・ボランティア系」「進学系」と特徴あるもので、実社会を体感できるような生徒の意欲を増すような構成だ。
 また、国内だけでなく米国高校卒業資格が取得でき、提携大学の正規の単位取得も可能なプログラムや短期留学、交換留学も用意されており、国際社会で通用する「自立人間」の育成を目指す。
 同校の開設は、不登校児や、遠隔教育を活用した地域活性などの打開策として期待される。

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このページは、Study.jp 学びタイムズ < eラーニング Labo >が2004年6月11日 18:26に書いたブログ記事です。

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